近年の陰陽師ブームもあり、知名度も高い安倍晴明。大阪にある安倍晴明神社は、日本各地にある安倍晴明生誕地とされる場所の1つで、主祭神に祀る神社です。
不思議な力を持つとされ、彼を題材にした創作も数々生み出されていることから、そのご利益にあやかりたいと多くの方が訪れています。どういった神社なのか、詳しくご紹介していきましょう。
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目次
安倍晴明神社の由来とは？
平安時代の豪族、安倍保名と、白狐の葛葉との間に生まれたという伝説がある稀代の陰陽師、安倍晴明は、天文を観察してあらゆることを占えたとされています。
人知を超える力を持ち、式神と呼ばれる精霊を操るほか、さまざまな術を駆使しという伝説が残され、今昔物語でもその類まれな能力が描かれているほどです。
安倍晴明神社が創設されたのは、彼の没してから2年後の寛弘4年。境内には生命先端の地であることを示す碑や、産湯跡などもあります。
江戸時代にはたくさんの人が参拝に訪れましたが、幕末頃には社家が没落するとともに衰退。
その後、明治の末期に復興計画が立てられて、1921年に同じく大阪市阿倍野区内にある安部王子神社の末社に認可され、今に至ります。
安倍晴明神社の基本情報
| 名称 | 安倍晴明神社 |
|---|---|
| 公式サイトURL | https://www.abeseimeijinja.info/ |
| SNS | ― |
| 住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16 |
| MAP |
パワースポットとして知られている名所
安倍晴明神社は火難痛難災除や厄除け、学術技芸、そして良縁や安産のご利益を賜れる神社です。
中でも、安倍晴明生誕地の碑の隣にある「鎮石」は、子宝成就のパワースポットとして人気。古代に船の碇として使用されていたとされており、「鎮める」から安全を祈る「孕石」になったとして信仰対象となっています。
また、晴明の誕生時に産湯に使われたという井戸も、安産祈願のパワースポットです。
狩られそうになっていたところを保名に助けられた白狐が、女性の姿となって結ばれて誕生したのが晴明。
古来より狐は高い霊力を持つと言い伝えられており、清明が稀代の天才陰陽師として名をはせたのも、その特殊な産まれからだといわれています。
安倍晴明神社へのアクセス方法をチェック！
安倍晴明神社は、阪堺上町線「東天下茶屋駅」を下り、歩いて5分ほどのところにあります。
下車してすぐに案内板がありますが、駅から左折して東に進み、最初に見える四辻を右折してまっすぐ進むだけで迷う心配はありません。
なお、敷地内に無料駐車場はありませんが、近くにある本社、阿部王子神社にある駐車場の利用が可能です。
安倍晴明神社に訪れる際には、両方を参拝するのが基本となります。
安倍晴明神社を訪れる際に気をつけておきたいこと
安倍晴明は占いの神としても知られていることから、境内にある社務所にて日替わりで実施されている占いコーナーも人気です。
こちらに常駐している占い師が、四柱推命やタロットカード、西洋占星術などのさまざまな占術で相談に乗っています。
ただし、対応しているのは午後1時から5時までと時間が限られていますので、鑑定を依頼したい場合には注意が必要です。受付は4時半までとなっています。
実際に安倍晴明神社に訪れた方の声
安倍晴明神社に足を運んでみよう
安倍晴明神社は、安倍晴明生誕伝承地ということもあり、近年注目が高まっている神社です。
とくに、子宝や安全など、カップルや女性にとって嬉しいご利益があるパワースポットでもあります。晴明に興味がある方や、新しい魅力を発見したい方は、ぜひ訪れてみてください。